ジョギングする女性

クーパー靭帯を守るために~運動編

Celeste E. Coltmanらによる”Does breast size affect how women participate in physical activity?”という研究(DOI:https://doi.org/10.1016/j.jsams.2018.09.226)によると、胸の大きい女性ほど運動、特に激しい運動を行わない傾向があることがわかりました。

運動中に胸が揺れてしまうことが、肉体的にも精神的にもストレスとなってしまうようです。

胸が大きくて重い人ほどクーパー靭帯が損傷してしまうリスクは大きいわけですが、同時に、クーパー靭帯を損傷してしまうリスクのある激しい運動を避けてもいるわけです。

クーパー靭帯にとっては激しいスポーツは大敵。

胸のあまり大きくない人は、「自分だけは大丈夫」と思って激しいスポーツをしてしまうのかもしれません。

ちゃんとスポーツブラをつければ大丈夫?

スポーツブラの女性
スポーツブラの女性

「胸の振動を抑えるスポーツブラなどのブラジャーそ着用する」というのが、誰もが真っ先に思いつく対策かもしれません。

仮にサイズがピッタリのブラジャーをしたとしても運動中の振動を完全になくすことはできませんが、クーパー靭帯の損傷をかなり防いでくれることには間違いありません。

ただし、サイズの合わないブラジャーを着用してしまうと、胸の振動に対してはほとんど意味を成しません。

当たり前かもしれませんが、ぴったり自分にフィットするブラジャーを選ぶ必要があるわけです。

自分に1番フィットするサイズのブラを選ぶ

たくさんのブラジャー
たくさんのブラジャー

しかし、自分にとって本当にフィットするサイズのブラジャーを選ぶというのは実は難しいようです。

Deirdre E. McGheeらの”Optimising breast support in female patients through correct bra fit. A cross-sectional study”(DOI: https://doi.org/10.1016/j.jsams.2010.03.003
)によれば、殆どの女性は自分でもっとも自分にあったサイズのブラを選ぶことができませんでした。

さらに、ブラの試着をしたり、ブラのサイズ測定をしても、自分にフィットするブラを選ぶ能力は改善することがありませんでした。

つまり、どうがんばっても自分ひとりで選ぶのは至難の業なので、専門家などにきちんと選んでもらう必要があります。

ただし、ナイトブラのように伸縮素材を使用してサイズにある程度の可塑性があるブラジャーであれば、そこまで心配する必要はありません。

ナイトブラのおすすめランキング(https://miesanpo.jp/)のようなランキングサイトで、好みのナイトブラのなかから、サイズ表を見て自分の測定サイズと近いものを選べばよいでしょう。

結局は重力との戦い

水泳する女性
水泳する女性

胸の大きい人はそれだけでクーパー靭帯に負担がかかるし、あまり胸の大きくない人でも激しく上下動するような運動を行えばクーパー靭帯を伸ばしてしまいます。

どちらにせよ、クーパー靭帯を守るということは、重力との戦いであるということです。

最近はマラソンやランニングが流行っていて、ファッションとしても行われていたりします。

そんな場合は仕方ありませんが、ただ健康のために有酸素運動をしたいのであれば、バストにかかる重力が小さくなる水泳をおすすめします。

一度伸ばしてしまうとほぼ戻ることのないクーパー靭帯ですから、できるだけ損傷が少なくなるように工夫して生活していきたいですね。

日々の積み重ねがいつまでも美しいバストでいるために大切なんです。